-住宅の住まい方 維持保全・記録-

住宅の維持保全と住宅履歴情報

住宅を長持ちさせるためには、居住時に住宅の点検・修繕などの維持保全を適切に行い、その記録(住宅履歴情報)を作成・保存する事が大切です。

住宅をきちんと手入れをして住まうことにより、住宅への愛着が育まれ、長期間大切に使い続けようとする意識が高められます。

認定を受けた長期優良住宅にいおいては、住宅所有者が認定を受けた維持保全計画にしたがって、維持保全を行わなければなりません。
※維持保全計画にしたがった維持保全を行わないときは、所管行政庁に申し出る必要があります。

◇日常的・計画的な点検・修繕等を継続して行いましょう

住宅は、年月が経過すると劣化し、ときに不具合が生じることがあります。住宅を長期間にわたり健全な状態に保つためには、劣化や不具合を早期に発見し、早期に修繕等の対策を講じることが重要です。それにより手間や費用を少なくすることもできます。
住宅の維持保全は、住まい手と作り手が適切な役割分担のもと、継続して行うことが大切です。

 ①日常的な点検等

住まい手は日頃から住宅の状態に目配りする意識をもち、日常清掃や点検・手入れを自ら行うようにしてください。日常的な手入れ等は、劣化や不具合の早期発見につながります。

計画的な点検。修繕等

住宅の維持保全計画にしたがい、計画的に点検・修繕等を実施していくことも必要です。とくに床下・小屋裏など確認が難しい部分は、定期的に専門化に点検してもらい、補修・修繕を実施します。

臨時的な点検・修繕等

台風や地震などの際がとうの後には、臨時的に点検を行い、補修・修繕等を適切に実施します。

  点検の頻度 部位 点検の内容
日常的な点検 随時 屋内部分 天井などにシミなどないか。
床鳴りがしないか。
ドア、窓などに開閉しづらい箇所がないか。
水まわり部分に水漏れやつまりがないか。
外壁 外壁にひび割れなどないか。
基礎

基礎にひび割れがないか。

バルコニー バルコニーの手すりにぐらつきがないか。
計画的な点検 1年ごと 設備 排水管に水漏れ、つまり、悪臭がないか。
2~3年ごと 屋根 金属板屋根材にさび、色あせ、浮などないか。
4~5年ごと 基礎 基礎に蟻道がないか。
床下 土台・床組みに変色、ひび割れ、付着物、食痕などないか。
小屋組 天井内。小屋組に変色・ひび割れ、付着物、食痕などがないか。

 

◇点検・修繕等の内容を記録・保存し、将来の維持保全に活用しましょう。

点検・修繕等の記録シート

住宅の点検や修繕等の維持保全を行う際には、住宅の設計図面や、それまでに行った維持保全の情報を参照する事が重要です。

そのために、点検結果や修繕工事等の内容の記録・保存し、竣工時におけるお引き渡し書類(設計図面、仕様書など)と併せて、住宅履歴情報(いえかるて)として蓄積し、いつでも取り出せるようにしておくことが必要となります。

住宅履歴情報は、住宅の改修や増築を検討する際にも役立ちます。また、住宅の売却時には、住宅の資産価値を判断する材料や、買い手への提供情報として活用することもできます。

※参考
住宅履歴情報(いえかるて)の蓄積・活用の普及等の活動が、一般社団法人住宅履歴情報蓄積・活用推進協議会において進められています。今後、より広く普及することが見込まれます。

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